学校のハードワーカー
こんにちは 2~3日前に小中高の教職員の異動の情報が公開され、今朝の新聞にも記事が載っていました。
毎年親と新聞に噛り付いて異動の氏名欄から知っている先生の名前を探していましたが、それが今年で最後となると思うと寂しいことです…
異動ってある日突然「お前は4月から〇〇学校にいけぇ!」って一方的に宣告されるのでしょうか?
それとも「私××学校で働きたいです」と言えば、希望通り配属されるのでしょうか?
僕の担任の先生に車で片道1時間かかる所から出勤している方がいたけれどあれはどうなのだろう。
数年毎に職場となる学校が変わると考えると大変で自分は教師に向いていないです。
そうでなくとも教師は大変な職業だと思う。
教師は大変だ。
まず多くの人間に揉まれないといけない。
まず自分の受け持つクラスの運営。
40人前後の人間の学業や健康状態、悩みの相談、何から何まで実質たった一人で管理しないといけない。
それに加えて問題が生じたら対処する必要がある。
喧嘩、いじめ、不登校、暴力、違法行為、クレーム…
正直これだけで、一人の人間ができる限界を超えています。
それに加えて他の教師との兼ね合いや生徒の親との関係もある。
特に協力をしなかったり嫌味を言ったり嫌がらせをする教師は最悪です。
大人にまでなって職員室で派閥を作ったり、その独特な嫌な雰囲気は鈍感な僕も感じていたし、とにかく不愉快でたまらない。
どうか教師間の仲良しごっこやはぶけはやめてくれ。
生徒、親、教師。様々なタイプからの板挟みは考えただけでも気疲れがします…
教師は教えてばかりの仕事じゃない。
もしかしたら仕事全体の「教える」割合は考えているほど高くないのかもしれない。あくまで僕の憶測です。
じゃあ何の仕事が多いか、おそらく事務の仕事でしょう。
生徒が出す課題の点検、プリントや書類の作成、諸々の報告。
成績表や調査書は一人分を作成するのに最低30分はかかるらしいです!
一クラス分作るのにおおよそ20時間!忙しい日々のどこにそんな時間があるのだろう!
教師は教える力だけでなく事務処理の能力も求められる訳です。
僕が小中学校の頃、担任の先生が毎日手作りのクラス誌を配っていたが今考えたら相当ヤバい。
そんな時間どこにあるのだろう?僕なんてブログのネタ考えるのにいっぱいだぞ!?
自分が一生懸命作ったプリントがゴミ箱の中に突っ込んであったのを発見した日には号泣ものだろう。やはり自分に教師は無理だ。
教師は滅私公報を迫られる職業です。
先述した通り人間関係に労力を費やさないといけないし、事務処理も待っている。授業もおろそかにできない。
さて皆さん、学生時代に部活動に所属していましたか?きっと所属をしていた人がほとんどだと思います。
部活動には顧問の先生がいらっしゃたと思いますが、実はその顧問には手当が付かないそうです。つまり完全にボランティアってことです。
毎日授業が終わってから数時間を生徒の安全に費やす。
校内の行事、例えば体育祭や文化祭も無休でしょう。
オーバーワーク甚だしいですね。
これ程仕事が多ければ勤務時間は愚か、平日に終わらせることは不可能ですね。
じゃあいつやるかって…?
休日しかないでしょう。
しかし休日に仕事をやって先生方は休めているのでしょうか…?
僕の部活の顧問は日々の仕事が忙しすぎて、部活中立ったまま寝ていたくらいです。
僕が思うに教師の仕事は多すぎて大変だと思います。
これほど多くの仕事を全部満足にこなせる人は滅多にいないと思います。
特に小、中学校は生徒の管理が大変なので副担任を用意してもいいんじゃないかなぁと思います。
(僕は教師でも何でもないただの浪人生ですのでグチグチ言う資格は無いのかもしれませんが)
僕の同級生にも教師の道に入っていく人が何人かいました。きっと大変さよりも教師の仕事に魅力を感じたのでしょうね。
教師が学校を今よりもっと良いものにできるように、教育現場が整備されるべきだと思います。
読んでいただきありがとうございました。