あたまのなかの だいばくはつ!▼

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奴らを呼び戻せ

こんにちは 日本語は世界で最も習得するのが難しい言語だと言われています。

ひらがな、カタカナ、漢字。

特に漢字なんてはじめから覚えるとしたら大変ですよね。

一般人が使う漢字の数が約2000字と言われていますから、それ全部を覚えなければいけない。しかも覚えたところようやくスタートライン。今度は漢字の組み合わせを覚えなければならない…。

一から学ぶとしたらとてもやってられない量ですね。

でも日本人全員がしっかり日本語を間違えずに書けているでしょうか…?

 

僕はその「怪しい人」のうちの一人です。

自分は漢字が苦手だという自覚は殆どありませんが、人からしょっちゅう間違いを指摘されます。

魅了の「魅」の字。僕はこの「未」の部分を「力」と書き間違いました。

それに衝撃の「衝」の字を「働」とも間違いました。

自分の間違いは読みに広がります。

自分は

「互換」

僕はこの字を「ショウカン」と読みましたし

「頑なに」

この漢字を「ガンなに」と読み注意されました。これはついおとといの話です。

流石にここまではひどくは無いでしょうが、漢字が苦手って方は結構数いらっしゃると思います。(そう信じたい)

どうして書けたり、読めたり出来ないのでしょうか…?

 

まず漢字を書いていないってことが一番大きな問題だと思います。

大人になってくるとスマホやパソコンを使い始めます。

今僕はパソコンでブログを書いていますし、皆さんもスマホかパソコンかでこのブログを見ているでしょう。

この画面に文字を表示したいのなら数回たたたっとタッチしちゃえば済む話ですよね。機械に慣れてしまえば「魑魅魍魎」なんて面倒くさくって書いていられません。

でもこの「書かない」って習慣が僕たちから漢字を書く能力を少しずつ奪っていくのです。

僕は小学生の頃は漢字をノートに書いてくる宿題がありました。毎日です。

漢字を書ける状態を維持するためにはひとつ、漢字を書くしかない。つけた筋肉を維持するために、筋トレをし続けるのと一緒です。

しかし機械に頼っているとその大事な「書く」過程がすっとばされちゃうのです。

だからこうしている限り 僕たちの能力は衰えていく一方です。

 

次に難しい漢字を書かないのが問題です。

「憑依」という文字を書くときに「依」の文字は簡単に書けると思いますが、「憑」はなかなか出てこないし何より書くのが面倒くさい。

だって…この憑の字は16画もあるんですよ。なかなかの長さです。

じゃあこんな文字と出くわしたらどうする?考えに考えた結果・・・

 

ヒョウ依

 

困ったら大体こう書けばいいですよね。僕もしょっちゅうやります。

文章の中に不自然なカタカナが一点。「あとで調べて漢字に直しておこう」といつも思いますが、だいだいやらずに終わってしまします。

情けない話ですね。これでキチンと調べて書いていたら今頃自分はもうちょっと漢字が書けていたでしょう。

 

もう一つは漢字を雑に書くからです。

正直だいたいの漢字は画数が多くて、一文字書くのに時間がかかります。

だからつい時間を短縮しようと雑に書いてしまいがちです。

雑に書くと漢字の部首や偏のおおまかな形しかとらえれなくなります。

すると点を忘れたり、どこまで突き抜けていいのかごっちゃになることも多々あります。

「しめすへん」(例:社)と「ころもへん」(例:被)の違いはいつも頭を抱えています。

 

そしてこれは僕だけかもしれませんが、漢字をパーツでなく形で覚えているのがいけないと思います。

「ウツって漢字どうだったけ~ 真ん中で上下に分かれていたな~ 上がモサモサしていたような気がする」

書いては消して書いては消して。一番しっくりくる「これだ!」って文字を探すのに一苦労。

やはり漢字はパーツで覚えるべきすね。

「左が木の文字」とか「上は山」とか覚えるんじゃなくて、

「木へん」「山へん」と正しく覚えるべきでしたね。

そこんところを覚えるのをないがしろにしてしまったがために今苦しんでいます。ツライ…

 

漢字を書けないとやはり恥ずかしいですよね。何をするにも漢字を指摘されたり、揚げ足を取られたりいいことは無いです。

漢字が書けなくなる要因は日々の習慣だと思いますのでそれを正せば何とかなると思います。

習慣を直すのも簡単な話ではありませんが、この歳になってから漢字をノートに書くと比べたら安いものです。

それに漢字を人並、それ以上に書けたり読めたりするようになると、この日本で暮らしやすいんじゃないでしょうか。

漢字、意外と思っている以上に侮れないですよ。

読んでいただきありがとうございました。