欲を使うこと 欲を貯めること
こんにちは 月末ですね。今月は何かと出費することが多い月でした。
皆さん、いま自分の財布の中に幾らお金が入っているか把握していますか?
僕は恥ずかしい話把握していません。
・・・・・・いま財布の中を確認したところ7,468円入っていました。
お金を管理することは大切です。この社会を生きていくためにはお金は無くてはならない存在、文字通り命の綱です。
いくら自分にお金が入ってくるのか、いくら貯金をするのか、いくら使うのか、何に使うのか・・・
7,468円入っている事を知った時自分はとっさに
「え?こんなに入っているの!?」(喜)と思いました。
しかし同時に大量のレシートが中から出てきました。
何?コミック¥640?
豆乳¥98?
粒あんドーナツ¥108?
チロルチョコ チロルBストロベリー¥40?
それもつい数日間のものです。
そうです自分は浪費家なんです。出かけると何か買ってしまう。興味が少しでもあると買ってしまう。本当にそんなのばっかりです。月に5000円小遣いを貰っていますが月末まで持ったことは殆どありません。いつも20日代は金欠で喘いでいました。そんなのだから貯金も当然できる訳もありませんでした。
自分には毎週月曜日と木曜日に楽しみがあります。月曜日はヤングマガジンとジャンプが木曜日には少年チャンピオンが発売されるのです。そこで漫画を立ち読みをするのが僕の習慣。
しかし漫画を立ち読みしただけで店から立ち去るのは余りにも失礼。そこで立ち読みのお礼を込めてお菓子のコーナーに行って、何か安い飴かスナック菓子を買って帰ります。
自分の住む街には図書館の近くに本屋さんがあります。いつも図書館の帰りに本屋によります。漫画好きの僕は新刊が出ていないか気になって中に入ります。
新刊が売っていればいいですが、運悪く売っていないときがあります。そんなときは諦め切れず本棚の周りをブラブラ。そうしている間に自分が持っていない面白そうな漫画を見つけるのでついついレジの方に運ぶのでした。
そう、生活の所々に「お金を使ってしまう習慣」が混ざっているのです。
少なくとも欲しくもない飴玉に月に最低800円は使っていると言うことになります。
そして自分の部屋の本棚には漫画の1巻が大量に眠っています。
「ずっとこんな生活をしていたのかな…?」と振り返ってみたら何時もこんな調子でした。少しづつお金を使う、少しづつお金を使う。ふと気づきました。
一度にドカンとお金を使った覚えが無いのです。
お菓子がジュースか漫画本以外にお金を使っている記憶がなかなか思い出せません。
大きく出費をすると「ああ買っちゃった。節約しないと。」と思いますが、少しの出費だと「こんなものか」と気にも留めません。
ひょっとっしたら小さな出費の積み重ねがお金が貯まらない原因じゃないのか?そう僕は睨み始めました。
自分がお金を使うとき、使う金額が小さい以外にもう一つ特徴がありました。
それは何の為に買うのか決まっていない。
つまり無計画のまま物を買っていました。
「そんなのどうでもいいじゃないか!めんどくさい!」自分も最初はこう思いましたし、今も少しこの気持ちはあります。
でもこの無計画さが自分を毎月月末に自分を苦しめていました。
我慢を少しづつ少しづつ月末へ、自分が向かう遠くの方へ追いやっているのと全く同じです。
今まで自分はただ単に金欠に苦しむだけで許されていました。なにせ自分は学生ですから。
しかしこれから大人になるにつれてどうしてもお金を支払わないといけなくなったり、病気や怪我など予期せぬ事故やトラブルに巻き込まれるとも無いと言い切れません。
そんな時、ただ「金欠だ~」とは言っていられません。凄まじい肉体的精神的苦痛が付き物です。
すごく暗い話になってしまいましたが、要は計画を立ててお金を使おうよ、ってことです。
自分はいつか自転車で旅行に行きたいからそのための自転車を買いたいです。
一台10万円、きっと乗り心地は最高でしょうね。
そのためには毎月5000円バイトをして貯金していけば一年半ちょっとで目標金額達成ですよ。
勿論その間お菓子や漫画本にお金を使ってしまうこともあるでしょう。でも今までみたいに無計画に使うことはきっとないでしょう。
「今回はやめにしておこう」
「1000円分我慢して毎月貯金すれば17か月でいけるぞ」
こんな風に今まで使う側だった自分が貯める側の自分が変わってくれるはずですよ。
レシートが財布の中にあるとお金が減る
そんな言葉がありますがあながち間違いではなさそうですね。不必要なレシートはどんどん減らしていくのが僕たちの幸せにも繋がりそうです。
あ、もちろん一切やめてしまえ!なんてことじゃないですよ。何事も程々にです。
目に留まったものをパッと買って食べてみる、すごく楽しいし幸せことです。
しかし長い間貯めて買ったものの感動とか喜びもまた別に感じることがあるでしょうね。
両方をバランスよく楽しんでいきましょうよ。
読んでいただきありがとうございました。